変形性股関節症について: 症状・手術の種類・入院から退院まで

変形性股関節症は五十歳以上の女性がなりやすい。
軽症の場合、長く歩いたり、長く立っていると足の付け根がこわばったりする。  歩行時は良いが、歩き始めに痛みを感じる。 少し進行すると、おしりに座骨神経痛のような痛みを感じる。 つめ切りがやりにくい。 階段で足が上がりにくくなる。  夜間に痛くて眠れなくなる。
 
人工関節は、手術後短い期間で痛みが取れ、社会復帰が早い。
骨切りは将来人工になる可能性もありますが、上手く行けばいまの状態を保てる方法です。 まだ骨の変形がひどくない今なら自分の骨を切って直すことが出来るのです。「足もあまり短くならない」この方法で痛みが取れて歩けるようになると聞いたら、やるっきゃないですよね。左足は仕事に出て帰りは痛くて足を引きずりながら帰っていました。  最後は歩くと骨がぶつかってポキポキと音がするのがわかるんですよ! 
 
臼蓋形成不全は、先天的または成長過程において臼蓋の発育状態が悪く先天性股関節脱臼があった人に多いのですが、脱臼がなくても先天的な事もあるのです。股関節の屋根のかぶりが浅い状態。
私は子供の頃に脱臼とかやったと聞いたこともなく、全く初めて聞いた話でした。しかも両脚とも悪いのです。エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚

 
変形性股関節症 骨切り手術
1. 手術の体位
  手術は、横向きに寝た姿勢で手術台に体を固定して行われました。
2. 太ももの約16〜20cmのほぼ直線に切開をしてありました。(約20針です)
3. 骨の回転・固定
  骨切りが終了したら、創部を十分に生理食塩水にて洗浄し後、ステンレス製のネジで止めます。
4. 洗浄と縫合
  大腿筋膜下にドレーン(傷の中に貯まった血を体外へ排出するための細い管)を留めて手術は終了
合併症 感染
   骨切り術でも細菌感染は、大変な問題なのです。肺梗塞・肺塞栓(エコノミークラス症候群)  神経の麻痺・血管損傷 を起こすこともある。
入院期間
  入院期間は、今回は*゚o゚)ノ⌒☆スゴイッ!!早くて1ヶ月で退院です。チョ〜〜早かったのです!! 
  一般的にはもう少し長くかかります。  まな板の豚はどの様にも料理されます!
  いつも手術したら元気で帰れると思って ます。この前向きな気持ちが大切なのです。
輸血について
  骨の手術をするとどうしても多少の出血はあります。自己血輸血(術前貯血: 800ml)をしました。
  貯血の日に貧血検査をして出来るかチェックです。一度に400ccをとります。
  このために術前は週に1度 は貯血に2度通いました。また色々と検査もありましたので、週2〜3日は通院です。
  栄養のある物で体力を付けて貧血予防にも気を付けてました。(それでなくても栄養過多なのにね!まだやる・・)
  手術で 残った自己血 は体にもどしてもらいました。
入院について
  まず入院に先立ち自分の血液の貯血や、手術が出来る状態かを検査です。
  w( ̄▽ ̄;)wワオッ!! 大丈夫です。
  入院の予約をして、?(^ー^; )"~サア?持ち物の準備ですよ!
リハビリ
  手術後は、最初は身体の向きを少し横向きにしてもらったりします。
  手術後は様子を見ながら 徐々に荷重をかけて行きリハビリの開始です。
退院
  退院の目安は、体重の半分以上の荷重をかけられる状態(杖を安定して使えている状態)で帰ります。
骨切りの長所は?
何と言っても自分の骨・関節をそのままで使えるという 事です。
  上手くつかえば長期間にわたり関節に痛みをおぼえること無く生活ができるということです。
  60才前であれば、この方法が一番いいのだそうです。(骨の状態によっても違います)
骨切りの短所は?
  自分の骨・関節を温存するために、手術後の入院期間やリハビリ期間が若干長いことです。
  かなり長く杖の生活をして行くことが必要ですが、これも大事をとって行かないとね。もし、転んだりしたら・・・・
  再手術で人工になるなんて絶対に(>_< )イヤッ( >_<)イヤッ
手術後の生活
  股関節を手術によって矯正したからといって完全に正常の股関節になったわけではないのですよ。
  日常生活の制限はありませんが、やはり術後も自分の軟骨の摩耗等を避けるため、ジャンプや全力疾走、山登りなど激しい運動や、重いものを常時持つことは出来るだけ避けた方がいいようです。
  良好な生活を続けるためには、水中ウォークやゆっくりとしたウォーキング程度が良いのではないでしょうか。
麻酔
  手術を行うためには麻酔が必要です。色々な薬を使用するため薬のアレルギーが出る事もあ るのです。